日本の雇用者やGDP全体の約70%を占めるサービス産業の生産性を向上させるために、安倍政権は経済成長戦略をまとめた「日本再興戦略~Japan is Back」の中で当協議会の活動を国民運動の基盤と位置づけました。また、昨年6月に改訂された「日本再興戦略~未来への挑戦」において、ビックデータを活用したマーケティングの強化などを通じて革新的な経営を促進していくことの重要性を指摘し、高付加価値型サービス事業モデルに関するベストプラクティスの分析や、「日本サービス大賞」の実施などを当協議会の重要な施策としました。
当協議会では、本シンポジウムを日本再興戦略の具体的な活動展開の一環として、サービスイノベーションの「目的」「方向性」「成すべきこと」などを広く、深く考える機会や場となるよう企画致しました。イノベーションに関する有識者や優れた経営者の見識や哲学、さらには高い付加価値を創出するビジネスモデルの成功事例、具体事例から多くの生きた示唆が得られるものと期待しております。サービスイノベーションを担われる各界各層からの、多彩な皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
サービス産業生産性協議会 代表幹事 秋草 直之
日時 | 開催日時:2015年10月6日(火) 13:30-16:30 ※申込受付期間:7/7(火) - 10/5(月) |
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内容 |
【ご挨拶】 ◆サービス産業生産性協議会(SPRING) 代表幹事 秋草 直之 (富士通株式会社 顧問) ◆経済産業省 四国経済産業局 【基調講演】 「教育サービスのグローバル化とイノベーション」 株式会社公文教育研究会 取締役相談役 角田 秋生 氏 (サービス産業生産性協議会 幹事) 【事例研究】 「サービスイノベーションのベストプラクティスから学ぶ視点」 事例1:「世界中の方に日本を好きになって頂くという使命を持って」 株式会社王宮 専務取締役 橋本 明元 氏 事例2:「観光資源を創造するシステム」 株式会社ちば南房総 取締役 加藤 文男 氏 (みちの駅とみうら 初代駅長) モデレーター:サービス産業生産性協議会 シニアフェロー 佐藤 正春 |
参加費 | 【参加無料】 |
会場 |
〒790-8520 愛媛県 愛媛県松山市一番町3-2-1 TEL:089-933-5511 ![]() |
定員 | 100名 |
対象 | |
主催・共催 | 主催:サービス産業生産性協議会(SPRING)、公益財団法人日本生産性本部共催:四国生産性本部 |
後援 | 経済産業省四国経済産業局、愛媛県商工会議所連合会、一般社団法人愛媛ニュービジネス協議会、サービス学会 |
協賛 | |
パンフレット | ダウンロード |
備考 |
14:40-16:30 |
【事例研究】 「サービスイノベーションのベストプラクティスから学ぶ視点」 モデレーター:サービス産業生産性協議会シニアフェロー
佐藤正春
全国の優良事例からサービス・イノベーションについて、ヒト・仕組み・ICTの視点を含めて披露します。
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【事例1】 「世界中の方に日本を好きになって頂くという使命を持って」 株式会社王宮 専務取締役
橋本明元 氏
東アジアからの個人旅行客にターゲットを絞り、国際電話無料などのサービスで有名な道頓堀ホテル。接客スタッフ全員に20万円の決裁権を持たせるモチベーション向上策や団体専用のホームページを活用したリピート率向上策などについてお話いただきます。<「おもてなし経営企業選」選出企業>
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【事例2】 「観光資源を創造するシステム」 株式会社ちば南房総 取締役
加藤文男 氏
千葉県南房総の農園や食事会場などの観光資源を束ね、年間100万人以上の観光客を呼び込む「道の駅とみうら」。観光会社からの集客の配分やクレーム処理などを一貫して行う「一括受発注システム」による安定的な集客についてお話いただきます。<「ハイ・サービス日本300選」受賞企業>
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