日本の雇用者やGDP全体の約70%を占めるサービス産業の生産性を向上させるために、安倍政権は経済成長戦略をまとめた「日本再興戦略~Japan is Back」の中で当協議会の活動を国民運動の基盤と位置づけました。また、昨年に改訂された「日本再興戦略~未来への投資・生産性革命」では、ローカル・アベノミクスの推進によるサービス産業の活性化・生産性の向上などが明記されました。
当協議会では、本シンポジウムを日本再興戦略の具体的な活動展開の一環として、サービスイノベーションの「目的」「方向性」「成すべきこと」などを広く、深く考える機会や場となるよう企画致しました。イノベーションに関する有識者や優れた経営者の見識や哲学、さらには高い付加価値を創出するビジネスモデルの成功事例、具体事例から多くの生きた示唆が得られるものと期待しております。サービスイノベーションを担われる各界各層からの、多彩な皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
サービス産業生産性協議会(SPRING)
日時 | 開催日時:2016年10月25日(火) 13:30-17:00 ※申込受付期間:7/5(水) - 10/25(火) |
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内容 |
【ご挨拶】 ◆公益財団法人日本生産性本部 理事長 松川 昌義 ◆経済産業省 東北経済産業局 【基調講演】 「良品計画の目指すサービスイノベーション」 株式会社松井オフィス 代表取締役社長 松井 忠三 氏 【事例研究】 「サービスイノベーションのベストプラクティスから学ぶ視点」 「サービスイノベーションの課題」 サービス産業生産性協議会 シニアフェロー 佐藤 正春 事例1:「クロネコヤマトの国際クール宅急便」 ヤマト運輸株式会社 執行役員国際戦略室長 梅津 克彦 氏 事例2:「食べ物つき情報誌『食べる通信』」 一般社団法人日本食べる通信リーグ 代表理事 高橋 博之 氏 |
参加費 | 【参加無料】 |
会場 |
〒980-0014 宮城県 仙台市青葉区本町二丁目3-1 TEL:022-267-5111 ![]() ・地下鉄南北線「広瀬通駅」西1出口前 ・「るーぷる仙台」バス停留所、ホテル前にあり |
定員 | 100名 |
対象 | |
主催・共催 | 主催:サービス産業生産性協議会(SPRING)、公益財団法人日本生産性本部共催:東北生産性本部 |
後援 | 経済産業省東北経済産業局、東北経済連合会、東北ニュービジネス協議会、仙台商工会議所、河北新報、サービス学会 |
協賛 | |
パンフレット | ダウンロード |
備考 |
13:45-14:30 |
【基調講演】 「良品計画の目指すサービスイノベーション」 株式会社松井オフィス 代表取締役社長(株式会社良品計画 名誉顧問)
(サービス産業生産性協議会 副代表幹事)
松井 忠三 氏
「無印良品」を展開する良品計画は、仕組みをつくることで実行力が向上し、V字回復を実現。
「2000ページにわたるマニュアル、MUJIGRAM」や「決まったことを、決まったとおり、キチンとやる。」という卓越したオペレーションで実現するサービスのイノベーションについて、ご紹介いただきます。 |
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14:45-17:00 |
【日本サービス大賞の事例研究】 サービスイノベーションと「優れたサービスをつくりとどけるしくみ」 サービス産業生産性協議会シニアフェロー
(元富士通総研社長)
佐藤 正春
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事例1 クロネコヤマトの国際クール宅急便 ヤマト運輸株式会社 執行役員国際戦略室長
梅津克彦 氏
日本各地の旬な農水産物を新鮮なままアジア圏に「翌日」届けることを実現したヤマト運輸。商品を期日通りに運ぶだけでなく、自治体と連携した取り組みで、海外の飲食店と日本各地の農水産業者を結び付け、生産者の販路拡大にも寄与している事例についてお話しいただきます。
<第1回 日本サービス大賞 国土交通大臣賞 受賞企業> |
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事例2 食べ物つき情報誌「食べる通信」 一般社団法人日本食べる通信リーグ 代表理事
高橋博之 氏
生産者の想いが詰まった情報誌と生産物を届けるだけでなく、その先の「つながる」を重視し、消費者と生産者を結び付ける「食べる通信」。東北を起点に全国20カ所以上に展開し、地域活性化への貢献している事例についてお話しいただきます。
<第1回 日本サービス大賞 地方創生大臣賞 受賞団体> |
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