サービス産業は、既に日本経済の4分の3を占め、今後も一層の市場拡大が見込まれている重要な産業です。安倍政権は2013年6月発表の「日本再興戦略~Japan is Back」で、産業界のニーズに対応した学び直しの機会拡大とサービス産業生産性協議会(SPRING)の“国民運動としての再構築”を掲げました。当協議会はサービス産業の生産性向上やイノベーション促進の第2段階の活動として、「ハイ・サービス日本300選」や「JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」の優良企業などを中核としたコミュニティ、ネットワークを全国で構築し、サービスのベストプラクティス(事例)探求、優れた経営者やリーダーとの相互交流、現場体験を通じた学びの場づくりを推進して参ります。
本シンポジウムは、サービス産業活性化に向け、サービスの高付加価値化や収益力のあるビジネスモデルの実現のための足掛かりとなりうる要点を優良事例から学ぶ機会とすべく、開催致します。
皆様の積極的なご参画をお願い申し上げます。
サービス産業生産性協議会(SPRING) 代表幹事 秋草 直之
日時 | 開催日時:2014年11月17日(月) 13:30-17:00 ※申込受付期間は9/8(月)~ 11/16(日)。ただし、定員になり次第締め切らせて頂きます。 |
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内容 |
【ご挨拶】 ◆サービス産業生産性協議会 代表幹事 秋草 直之 (富士通株式会社 顧問) ◆九州経済産業局 ◆長崎県 【基調講演】 ◆「ジャパネットたかたの目指すサービスイノベーション」 株式会社ジャパネットたかた 代表取締役 髙田 明 氏 【講演】 ◆「新しい顧客を創造するビジネスモデル」 株式会社カーブスジャパン 代表取締役会長兼CEO 増本 岳 氏 【事例紹介】 ◆「収益力のあるビジネスモデルの特性を考える ―健康関連ビジネスを例として」 <事例発表者> ・NPO法人ハットウ・オンパク 代表理事 鶴田 浩一郎 氏 ・株式会社プレイケア 代表取締役社長 川﨑 陽一 氏 <モデレーター> 株式会社クラブビジネスジャパン 代表取締役編集長 古屋 武範 氏 |
参加費 | 【参加無料】 |
会場 |
〒852-8104 長崎県 長崎県長崎市茂里町3-1 TEL:095-844-2412 ●電車:茂里町電停より徒歩2分 ●JR:浦上駅より徒歩3分 ●バス:茂里町バス停より徒歩2分 ●タクシー:長崎駅より5分 ●航空:長崎空港より車で60分 (50台収容の駐車場有) |
定員 | 200名 |
対象 | |
主催・共催 | 主催:サービス産業生産性協議会(SPRING)、公益財団法人日本生産性本部共催:公益財団法人九州生産性本部 |
後援 | 九州経済産業局、長崎県、長崎県商工会議所連合会、長崎県商工会連合会、長崎県中小企業団体中央会、長崎経済同友会、長崎県経営品質協議会、(一社)九州ニュービジネス協議会、サービス学会 |
協賛 | 株式会社公文教育研究会、株式会社ジャパネットたかた、学校法人新潟総合学園事業創造大学院大学、日本通運株式会社、富士通株式会社、株式会社メイテック、株式会社ルネサンス |
パンフレット | ダウンロード |
備考 |
13:30-13:50 |
【ご挨拶】 ・サービス産業生産性協議会 代表幹事 秋草 直之 (富士通株式会社 顧問)・九州経済産業局・長崎県
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13:50-14:30 |
【基調講演】「ジャパネットたかたの目指すサービスイノベーション」 株式会社ジャパネットたかた
代表取締役
髙田明 氏
2013年度は、これまで取り扱ってこなかった商材も積極的に展開し、過去最高益を達成したジャパネットたかたの髙田氏より、サービスイノベーションに向けての取り組みについてお話頂きます。
・サービス産業生産性協議会 幹事
・企業家ネットワーク主催「年間優秀企業家賞」にて第16回企業家大賞受賞 |
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10:45-11:30 |
【講演】「新しい顧客を創造し顧客満足を高めるカーブスの事業戦略」 株式会社カーブスジャパン
代表取締役会長兼CEO
増本岳 氏
短時間、低料金、女性限定というプログラムで、中高年女性、特にこれまでスポーツに縁のなかった層に市場を創造したカーブスジャパンの代表取締役会長兼CEOの増本氏に、現在のビジネスモデルの前提となったアイディアや今後の事業戦略、顧客満足向上施策などについてお話頂きます。
18年間の経営コンサルタントとしてのキャリアの中で、数多くのニュービジネス、FCチェーンを育て、また、中堅中小企業の新規事業開発を支援してきた実績を持つ。
2004年に米国にて、「カーブス」に出会い、その理念とビジネスに惚れ込む。カーブス創業者との交流の中で知遇を得て、2005年2月に「カーブス」の日本での事業展開権利を取得。カーブスジャパン設立、代表に就任。 |
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15:30-17:00 |
【事例紹介】「収益力のあるビジネスモデルの特性を考える ―健康関連ビジネスを例として」 長崎県のサービス産業活性化に向け、収益力のあるビジネスモデル実現のための足掛かりとなりうる要点を、健康関連ビジネスを中心とした優良事例(ベストプラクティス)から学びます。
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<事例発表者①>
NPO法人ハットウ・オンパク 代表理事
鶴田浩一郎 氏
別府で2001年から地域活性イベントであるハットウ・オンパクを毎年開催しています。このコンセプトの一つが「健康と温泉」で、過去、保健所、医師会、ウエルネス産業経営者などと協働して様々な参加型プログラムを作ってきました。旅行マーケットと健康マーケットが一致せず障壁も大きかったのですが、その中でも現状の成功事例などを紹介させていただきます。
1977年日本貿易振興会(JETRO)入社。1990年(株)鶴田ホテルの代表取締役社長に就任した後、2001年に活気を失いつつあった別府市内の各地域を元気にすることを目的とした取り組み「ハットウオンパク」を開始。その取り組みは、経済産業省などの支援を受けて多くの地域で行われるようになり、2010年には全国的な組織である一般社団法人ジャパン・オンパクを設立し、代表理事に就任。
・観光庁「観光カリスマ百選」にて「大型温泉地再生のカリスマ」として選出。 ・代表理事を務めるハットウ・オンパクは「ハイ・サービス日本300選」受賞組織。 |
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<事例発表者②>
株式会社プレイケア 代表取締役社長
川﨑陽一 氏
地域における遊休空間の遊休時間を活用し、地域シニア高齢者の「健康」と「交流」を目的とした地域包括余暇センター(通称:プレイケアセンター)を運営しております。弊社は、全国高齢者介護施設におけるレクリエーション・アクティビティ運営に関する人材育成事業を中心に、市区町村の介護予防・地域支援・研修事業の受託等を行っております。65歳以上を、介護層・予防層・健常層の3つに分けて、様々なコンテンツを提供し、「健康」と「交流」を目的として、笑顔の創造をお手伝いしております。
1994年中央大学卒業後、株式会社バンダイ入社。マーケティング業務に従事しながら、高齢者施設でのボランティア活動を実施。2003年社内ベンチャー大会入賞、同社設立し現職。「健康」と「交流」をテーマに、地域シニア層のたまり場=「プレイケアセンター」を事業展開。
・日本アクティビティ協会理事 ・全日本社会貢献財団受賞 ・企業発ベンチャー2013選出 ・著書「プレイケアのすすめ」(中央法規出版)他 |
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<モデレーター>
株式会社クラブビジネスジャパン 代表取締役編集長
古屋武範 氏
2000年より社団法人日本フィットネス産業協会の理事を務め、広報・渉外・国際関連業務を担当。2002年、株式会社クラブビジネスジャパンを設立し、代表取締役兼編集発行人として「フィットネスビジネス」(IHRSA刊「クラブビジネスインターナショナル」提携)を創刊。
・アメリカスポーツ医学会(ACSM)ヘルスフィットネスインストラクターの資格を持つ。
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